3連休1日目

連休と言っても行くところは変わらず今日も定番コースです。
木曜日の大雨でごみヶ浜は干潟状になりシギチも期待できるのではと思いましたが、水溜りはほとんど無くシギチもトウネンが数羽見られた程度でした。
去年に較べてここもいまいちなままシギチのシーズンも終えてしまいそうです。

ミサゴの方も姿を見せなかったので諦めてさっさとこの場を後にしましたが次の目的地へ自転車を漕いでいる最中にすれ違いました。
こちらもまもなく姿を見せなくなるでしょう。

そして今日の河口。
トウネンだけは相変わらずいます。

メダイチドリは珍しく近くで撮れました。2羽しかいなかったので警戒心が薄かったのかも。

近くで見ると名前の通り大きい目をしています。

突然飛び出してきたチゴハヤブサ

なぜか沖の方まで飛んでいったので双眼鏡を覗いたところ、どうやら海上で休んでいるカンムリカイツブリっぽい鳥を狙おうとしていました。
それは色々無理があるんじゃないと思って見ていましたが案の定あっさり潜って逃げられていました。

このまま浜も目新しい出会いもなしかと思っていたところ最後にキョウジョシギが登場。

1羽だけでしたが今季初認なのでこれで少し救われました。

この後行った調整池は更に悲惨でシギチの姿も数羽程度でサギばかりになっていました。
どこもシギチの姿が薄くもうシーズンの終わりのような雰囲気を漂わせており、これからの鳥撮りもどこに行くべきか考えていかなければならず迷います。

連休初日はこのまま大した成果も無く帰宅の途につくのかと重いペダルを漕いでいたところで意外な出会いが・・・

道路脇の草地で首を高くしている鳥の姿が見えたので自転車を停めて確認するとキジのメスでした。

しばらくじっとしており、その後ようやく動き出したと思ったら周りで何かがもぞもぞしだしました。

どうやらキジの子供のようです。
母親が首を高くしていたのはオシドリの母親の時と同様子供を守るために周りに天敵がいないか警戒していたのでしょう。

面白い出会いに少々胸の高まりを覚えましたが、いかんせん道路脇からだと遠すぎです。
しかし少しずつ近づいているようにも見えたので待つことにしました。
子供たちは少し餌を食べてはしばらく休んでを繰り返すのでなかなか近づいてきません。

2時間ほど経ってようやく撮影できそうな距離へ来てくれました。

最終的にはファインダーからはみ出るくらいまで近くへ

一番右が母親です。子供は全部で6羽いました。

母親と子の姿は似ていますが目の周りの赤い部分が子供の方が薄いようです。

思いがけずキジの親子を撮影でき満足でしたが、帰り際にもう一つ珍しいシーンが撮れました。

枝被りだらけで分かりにくいですがモズが何と小鳥を咥えています。

さすが小さな猛禽と呼ばれているだけあります。犠牲になったのはノビタキのように見えます。
どうやって狩ったのかは想像もつきませんが、この後モズは小鳥を軽々咥えて飛んでいきました。