最近の動向

先週から今週にかけての朝活の観察報告です。

まずはエゾリス
最近はクルミ目当てで2,3匹集まってくる日もあります。

引き篭もりのこの子は決して遠出はせずいつも同じ場所にいます。

クルミ2個はまだ重いようで持ち上げることができませんでした。

クルミを存分に食べた後はキノコで口直し。

6月から観察を続けていたオシドリですが飛行もすっかり板について池の周りをぐるぐる飛び回る姿も見られるようになりました。

これは7日の夜の撮影。この枝は以前ねぐら入り前に母鳥が周りに危険が無いか監視する時によく止まっていたのですが子供たちも真似して登っていました。

この日はねぐらに姿を見せたのは10羽だけで、残りの子は池に姿を見せませんでした。

最近は日中も家族みんなで固まることもなくなり単体または数羽で行動しています。

この子達が生まれたのが6月中旬だったのでそれから計算すると飛べるようになるのは大体週齢6週から7週目くらいみたいです。
そして飛行可能になるのとほぼ同時に子育てが終わり子供たちはそれぞれ好き勝手に行動するようになることが分かりました。

最後はマガモの近況です。

母子2羽だけの家族は最近はずっと池にいます。

この母親は放任主義でしょっちゅう子供を置いてどこか行ってしまうので子供がピーピーよく鳴いています。

実は先週、上の家族とは別に子供7羽の新しい家族が姿を見せたのですが残念な出来事がありました。


まだ体の小さい子供が木道の段差を登れずに立ち往生していたのを見かねて助けようと子供を触ろうとした人がいたらしいのですが、それが逆に母鳥の怒りをかってしまいその人を激しく攻撃しだしたというのです。
そしてその直後この親子は池から姿を消してしまいました。

都市暮らしとはいえ、やはり野生動物。
人との間に一定の信頼感はあっても決して懐いているわけではないというのを実感させる出来事でした。