迷彩ネットを試す

天気予報では降水確率20%だったにも関わらず午後から雨が降ったり止んだりの天気の中での探鳥です。

まずはいつものオシドリ

父ちゃんは今日も子供たちに追いかけられていました。

こちらはそばをジョギングする人が通ったため驚いて岸から水の上に逃げ出した子供たち。

母親は偽傷行為をしながらジョギングする人の前に何度も出て注意を自分に惹きつけようとしているシーンが見られました。

今週は通販で注文した迷彩ネットが届いたので早速試してみました。
140x160cmのリュックにも収まるくらいサイズで自転車で移動する際も負担を感じさせない携帯性です。
加えてメッシュ仕様なので頭から被っていても周りの様子が伺えるところもポイントが高い代物です。

肝心の迷彩効果ですがまずオオヨシキリで試してみました。
普段至近距離ではなかなか撮らせてくれないのですが、一脚を立て頭からネットを被って待つこと10数分。いつもなら近づけないような距離で留まってくれました。

下半身は丸見えの状態でしたが思った以上に効果は高いように感じられます。
その後何度も近くを行ったり来たり。さえずり中の口の中まで撮れました。

次に池でカワセミ相手に試してみます。
座った状態で体全体を隠すようにして待っていると12,3m程の位置で留まってくれました。

ただ留まってから数秒でまたすぐ飛び立ってしまったのはこっちの存在に警戒していたのか、それともたまたまなのか。
その後、この場所には戻って来なかったので検証できず。

木道の方にやってくる幼鳥にも試してみましたがこっちは効果があったと思われます。最短で9mくらいの距離で撮影できました。

小さい魚を捕まえました。水に飛び込むと必ず魚を咥えてくる、なかなか狩りの上手な若鳥でした。

他にも道の脇の木に留まってるノビタキの幼鳥などを相手にネットを被って近づこうとしましたが、これはすぐに逃げられてしまいました。
さすがに目立つ場所で動いたりすると効果はないようです。
今日一日使った限りでは過信はできないもののおとなしくジッと待っている分にはなかなかの迷彩効果を発揮してくれるのではないかと感じました。