おめでとうございます
1日遅れになりましたが明けましておめでとうございます。
細々と続けているブログですが旧年中も温かいコメントをたくさんいただきありがとうございました。
今年も変わらず野鳥・動物写真をメインに続けて行くつもりなのでよろしくお願いします。
さて年末年始ですが、実家のある名寄に帰省していました。
もちろんカメラ持参でしたが、それに加え今年はスノーシューも一緒に持って帰りました。帰省ラッシュの列車内での大荷物は窮屈でしたが、その分撮影時に大活躍でした。
名寄には鮭が遡上する天塩川と名寄川の2つの大きな川があるのでオジロワシが越冬していてもおかしくないと常々考えていましたが、今回初めて遭遇しました。
こちらはギンザンマシコ。去年も見かけたので恐らく毎年冬になると山から下りてきてると思われます。
相変わらずどこにでもいるエゾリス君
田舎のエゾリスは警戒心が強めなので普段の感覚で近づこうとしてもすぐ高いところへ逃げてしまいます。
そして今回の帰省のメインイベント。ユキウサギ撮影です。
昨年の帰省時に足跡を見かけたものの、つぼ足では到底歩き回ることが出来ず断念したのですが今年はスノーシューを携えて本腰を入れて探し回りました。
ユキウサギを見つけるにはまず足跡探しからはじめます。
ユキウサギが歩く時は後ろ足が前足を飛び越えるためこんな感じで大きな跡が2つとその後ろに小さな跡が2つつくので他の動物と簡単に見分けがつきます。
ユキウサギが齧った小枝。冬は小枝や樹皮などが主食になります。
ユキウサギの足跡ですが新雪の上ではくっきりと残っていて追跡も容易ですが松林のような場所に来ると雪が固く締まって跡がつきにくくなったり枝に積もった雪が落ちて雪面が乱れているなど見分けるのが困難になります。
加えて止め足も使われると完全にお手上げで慣れない自分は何度も足跡を見失いました。
それでも粘り強く探した結果2日目にようやく願いが叶います。
前方10mくらいの窪みから急に飛び出したと思ったら少し先で止まっている姿を発見。念願の撮影に成功です。
それからまたすぐ走り出しましたが今度も遠くまでは行かず枝の影でじっとします。
ここから驚かせないようにゆっくりとした動きで徐々に間合いを詰めていくとユキウサギも安心したのかまったく逃げなくなりました。
最終的に7〜8mくらいの位置から撮影できました。
この場所で40分くらい撮影しましたが最後まで逃げずにじっと座っていました。
この撮影に気を良くし翌日もまたユキウサギ探しに勤しみ別の個体を見つけたのですが、こちらは警戒心が強すぎて姿を見つけてもすぐに逃げ出してしまいこの1枚くらいしかまともに撮らせてもらえませんでした。どうやら警戒心に個体差があるようです。
かねてより撮影したかったユキウサギでしたが今回初撮影に成功してより一層被写体としての魅力を感じるようになりました。
今回の撮影で少しコツを掴んだので次の帰省の時にそれを活かしてもっといい場面を撮りたいと思います。