シマリス危機一髪

3週間ぶりの円山公園

例のごとく給餌場付近まで登ると早速シマリスが登山道の脇から登場

そのまま後をついて行くと給餌場の大木の根元で止まったのでカメラを構えたところ、

根元の死角に野良猫の姿が!

やばいと思った瞬間、猫がリスに襲いかかる

しかしリスも素早く危険を察知し樹上に登り、猫から首尾よく逃げ延びる。
それから仲間に危険を知らせるべくチッチッチッと鳴声を上げる。前に聞いたときより速いテンポで切迫した様子が伝わってくる。

その後木に登れない猫はあっさりと諦め、その場を大人しく離れ山を下りていった。
この猫以前野球場近辺で見かけた猫と毛並みが同じであることから同一固体と思われ、リスを狙ってあちこち徘徊しているよう。
恐らく猫はここにリスが来るのを知っていて待ち伏せしていたのであろう。
以前見知らぬおじさんに聞いた話だが、この場所には蛇も現われることがあるらしい。

リス集まるところへ天敵もまた集まる。
給餌という行為が却ってリスを危険にさらす結果になりかねないというのは何とも皮肉な話だ。