オシドリの巣立ち
今朝池に行くと水浴びから上がったオシドリのメスが念入りに羽の手入れをしていました。
多分抱卵中で体を清潔に保つための水浴びをしたのでないかと思いしばらく観察をしているとまた別の一羽が登場。
この2羽がお互い威嚇をしたりと軽い諍いを始めたのですが、しばらくすると後に来た一羽がどこか飛んでいったので追いかけてみると…
もしかすると子供たちを連れて行く池の下見に行ったところで先のメスとかち合ったのではと推測したのですが、さらに驚いたのはまだ巣立ちの途中だったみたいで、すぐ近くの木から雛が落ちてきました。
落ちた子供はゴムまりのように跳ねた後に親兄弟の方に向かおうとしましたが、焦ったのか近くのブルーシートを登り始めたりと合流に手間取ります。
それから命からがら歩道脇の茂みに逃げ込んだみたいで、そこでじっと待ち1時間半後にようやく親と合流できました。
一方母親はと言うと子供全員の巣立ちを待つつもりも無かったのか、先に落ちた子達を連れてさっさと川を泳ぎ始めていました。
写真に写ってるのは15羽ですが、大爆走した子とまだ樹洞に残っていた1羽を合わせると今年の子は全部で17羽となりました。
さらに先ほど池にいた別のメスも抱卵中の可能性が高いので、上手くいくともう1家族見られるかもしれません。
1羽だけクローズアップ。口に食べカスが付いているのが可愛いです。
めっちゃ近くまで来て焦りましたが、今年の親も全然人間を警戒しないようです。
そのまま草深い場所に引きこもってしまったのでその後の観察も難しくなってしまい午後からはまともに写真も撮れずに今日のところは終了。
何日かすると池の方にもやってくるはずなので、昨年同様観察は続けて行こうと思います。