今年最後のチャリ探鳥

天気予報では火曜から雪が続くようで、おそらくチャリもこれで今年最後になると思い石狩まで乗り納めに行ってきました。

先週とは逆周りで茨戸川方面から先に周ったものの先週のように猛禽類に出会うことも無かったので、カモたちに相手をしてもらおうとまたもや東埠頭に寄りました。

シノリガモとスズガモはやっぱりいました。

ウミアイサは換羽中でまだボサボサです。

口ばしに特徴がある謎のカモ。帰ってから調べたところビロードキンクロのメスっぽいです。

その後石狩河口まで行きましたが先週同様空振りで終わりそうな空気が漂う中、しばらく待っていると沖合いのカモメたちが慌てているのが遠くから見えました。どうやらオジロワシが飛んできたみたいです。
オジロワシは西から東へ進み河口を横切ると向こう岸の木に留まりました。

このオジロワシを何とか近くで撮りたいなあと考えたのですが、直線距離では900mくらいにも関わらず向こう岸まで行くには一旦石狩河口橋まで戻らなければならず実際は12kmくらいの道のりになってしまいます。

現地に向かっている最中にまた別の場所へ飛んでしまう可能性も十分あり、無駄足に終わるリスクを考えると少しだけ迷いましたが結局行ってみることにしました。

向こう岸には1時間ほどで到着。
双眼鏡で覗いた時には留まってる木の手前に橋が見えたので迷ったりすることはありませんでした。
その橋からオジロワシを探すとすぐに見つけました。先ほどの木から動いていなかったようです。
それから自転車である程度まで近づいてから歩きに切り替えたのですが、近くまで来ると止まり木の位置が分からなくなってしまいどの枝だっけと探していると思わぬ至近距離にオジロワシがいました。

不意に飛びはじめたオジロワシに急いでカメラを向けます。

若干ピントが甘めですが何とか撮れました。

今日は遠くながらも他に2羽見かけ、この秋はオジロワシとの出会いは多かったのですが、対照的にオオワシには最後まで出会えませんでした。
オジロに較べて個体数が少ないのか、探し方が悪いのかいずれにせよ宿題が残されました。
一応越冬するオオワシもいるみたいですがチャリが使えずバスと徒歩だけであの周辺を散策するのは広範囲過ぎてちょっと厳しそうです。
オオワシは来年のこの時期の楽しみに取っておこうと思います。