取り残されたオシドリ雛
まずは今朝のチゴハヤブサ。
着いた時にはすでに小鳥を与えた後だったようで母親はいつものアンテナで休んでいました。
それからしばらくは母親が2度トンボを捕まえたくらいで目立った活動はなかったのですが、1時間ほどするとオスが小鳥を捕まえて戻って来ました。
いつものアンテナで受け取ったメスは近くで羽をむしりはじめました。
小鳥を与えた後は親が2羽ともお休みタイムに入ったようなので、こっちの撮影は早めに切り上げてオシドリ親子を見に行くことにしました。
池に着くと親子は噴水の上で休んでいました。
残念なことに1羽減っていました。昨夜様子を見に行った時に既に8羽だったので昨日の昼に何かあったのだと思います。
今日は昨日よりも目立つ場所で活動していました。少しは人慣れしたのでしょうか。
スイレンと絡めて撮影
しばらく池で採餌した後に隣の川へ向かおうと親が木道の上にやってきました。
雛たちも母親についていこうとするのですが木道の段差が苦労するようで何度もジャンプしてやっとのことで登っています。
雛がまだ全部渡り終えないところで男の人が通ろうとしたので、少し待って欲しいと声をかけたのですが、明らかに聞こえていたその声を無視し、そんなこと知ったこっちゃないという態度を示すかのように早歩きでドカドカ通ったものだから親子が混乱して散り散りになってしまいました。
男が去るのを腹立たしい気持ちで見送った後に、池の方に目をやると案の定取り残された雛が一羽いました。
ピピピと親を呼ぶ声を何度も上げています。
この騒ぎを嗅ぎつけたカラスも近くにやってきて緊張が走ります。
最初カラスは渡ってしまった雛たちの方を狙っていたようで、そのため母親も動くことができず残された雛を迎えに行けなかったのですがしばらくすると諦めたのか場所を変えました。
ターゲットを残された雛に変えたようです。
それから親もやっと雛を迎えに行くようになったのですが、何度も池の方に飛んで来ては子供を誘導しようと川に戻るというのを繰り返すものの子供はなかなか言うことを聞いてくれません。
子供も岸までは上がるのですが、それからどうやって向こうまで渡ればいいか分からないのかすぐに水の上に戻ってしまいます。
30分くらいその状況が続いたところで仕事に行く時間が来てしまい最後まで見届けることができなかったのですが、何とか無事に合流して欲しいです。