ウトナイへ

強風と雨模様の札幌を避け、今日はウトナイまで行ってきました。
札幌よりはマシな天候でしたが、枝が激しく揺れるほど強い風が吹いており鳥のさえずりは少なかったように感じました。

道の駅裏に行くといつものヒシクイがいました。
もう何年もここに居残って暮らしています。

ここでもアリスイがいました。

今季初撮りのコサメビタキ。ちょっと遠かったです。

キビタキは3箇所で見かけました。

センダイムシクイは散策路の至るところにいました。

目の前にシマエナガが来ました。トリミングなしでこの大きさで撮れたのは初めてです。
巣材集めをしていました。

声はするのになかなか姿を見かけないウグイス。こちらも今季初撮りです。

ネイチャーセンター付近の木道でシマリスが歩いていました。

天候がいまいちだったもののいざ散策すると思った以上に鳥や動物に出会いまあまあ満足な結果だったのですが、一点惜しかったのがエゾユキウサギを撮り逃したこと。
草むらの中から物音がしたと思ったらまだ白い冬毛が残ったユキウサギの走る姿が目に入りました。
冬に来た時に足跡があったのでいるのは知っていましたがここで実際に見たのは初めてでした。
普段は大変用心深いのですが、5月頃はなぜか警戒心が薄れて人前に姿を見せることがあると言う話を聞いたことがあります。
ユキウサギは残念ながら姿を現すや否やカメラを構える暇も与えず一瞬で姿を隠してしまいした。

その後、しばらく歩いていると再び草むらからガサガサと物音が聞こえてきたので今度こそはとカメラを構えたところ・・・

エゾタヌキでした。

人間に先に見つけられるとは何と鈍くさい(笑)
やっと向こうも気づいたらしく両者膠着のまましばらくじっと見つめ合っていましたが、そのうちタヌキの方が来た道をとぼとぼ帰っていきました。

この日は、エゾシカも近くで見かけ動物にもたくさん会えましたが、なぜかいつもいるはずのエゾリス君だけは姿を見せてくれませんでした。