今週末はいまいち

土曜日は鵡川へ行ってきた。

JR汐見駅で降り、海岸近くの草原やら河川敷などを歩きつつ、最後は人口干潟でシギチを見るというルートだ。

海岸草原や河川敷付近では多くの小鳥が飛び回り賑やかに囀っていた。
しかしノビタキオオジュリン・ヒバリ・アオジ・ホオアカなど札幌の河川敷でもよく見られる小鳥ばかりで初見だったのはコヨシキリとショウドウツバメくらい。

その他はオオジシギを近くで発見したものの写真を撮る前に逃げられ、キジの声を河川敷で聞いたが姿は見つけられず。
漁港もチェックしてみたがスズガモ2羽が残っていたのと、コチドリが3羽いたくらい。

その後本日のメインイベントの人口干潟へ向かう。
あるHPの情報によると先週は何種類も見られたらしかったのでかなり期待をしていたものの、いざ到着するとシギチの姿が全く見えない・・・
すでにピークが過ぎたのかそれとも猛禽類が現われて逃げてしまったのか隈なく探してみて見つかったのはイソシギ1羽のみ。鳥見はタイミングが重要だと実感する。

残念な結果に失意を抱きながらそれならばと帰りに苫小牧北大演習林にも寄ってみるが、アオジがうじゃうじゃ、コサメビタキもあちこち、キビタキがちらほらといったところ。
こちらも特に目新しい発見はなかった。

この日はわざわざ遠出をしたにも関わらず大きな収穫もなしに終わる。

そして日曜は円山公園へ。
神宮の梅に集まる鳥を狙って行ってみたのだが、梅は見ごろを迎えていたものの肝心のそこに集まる小鳥はほとんどおらずこちらもほぼ無駄に終わってしまった。
唯一の見所と言えば、上空でハリオアマツバメ数羽が何度も旋回飛行していたこと。
時には羽音が聞こえるくらい低空で飛んでくれたがいかんせん速すぎる。
カメラで追ってもAFがついていかず辛うじて体の模様で識別可能なくらいのピンボケ写真しか撮れなかった。

今週末は費やした労力に較べ満足のいく写真が撮れなかったが、時にはこういうこともあるだろう。
また来週に仕切りなおしだ。