真駒内公園の謎

真駒内公園をカメラを持ってブラブラ歩いていた時のこと。
どこからかガンッという堅いものに生き物がぶつかるような音が聞こえてきた。

突然の物音に興味を惹かれた自分は、その音の発生源を突き止めようと辺りを探し始めたが目に付いたのはこの時計。

これに何かがぶつかったのではないかと推測し、近づいてみたところで再びガンッという音。
どうやらこれで確定のようだ。
どこかおかしなところはないかと時計の下の箱のようなものを調べてみたところ下の方が腐食しており穴が開いていた。
それで下から覗いてみると何か巣のようなものがある。

最初、これが鳥の巣に見えて鳥が音を出しているのかと思いきやよく見ると違う。これは蜂の巣だった。
しかも蜂の気配は全くしていないことから、すでに使われていないのだろう。
思わせぶりに見せておきながら、これはダミーだ。

謎はますます深まるばかりなところに、また例の音。
この音は調べている間も、何度となく聞こえてきており、確実に何者かの存在をアピールしている。

こうなると気になるのは、この箱の奥であるが、高さがあるので自分の身長では届かず覗くことができない。
だが何とかして中を見てみたいと思い考えついたのが、一脚にコンデジを装着しその中をフラッシュ撮影するという方法だ。我ながら妙案だ。
早速それを試してみることにした。セルフタイマーにしてボタンを押してから2秒後にシャッターが切れるようにセット。

そして撮れたのがこの写真。

やっぱり何も写ってない・・・
それなのに鳴り止まない謎の音。
もう一度角度を変えて写真を撮ろうとしたが、ここでコンデジの電池が切れてしまい、これ以上の調査は続行不可能になってしまった。

何とも川口浩探検隊の様な、うやむやに謎だけ残した結末になってしまったのだが、万が一これを見て興味を抱き謎を突き止めた人がいたら是非教えて欲しいものだ。

追記
後日再度行ってみたのだが、そこで意外な事実が判明した。
どうやら時計の分針が動く音だったらしい。なんてこった。