3度目のマガモ一家
この時期になってまた新しいマガモの雛が出現しました。
ここの場所でマガモの親子が現れたのは今年に入って3度目。
しかし最初の7羽の雛たちは原因が分からないまま短時間のうちに次々に命を落としてしまい全滅、2回目の子たちも話を聞くにカラスやドブネズミにみんなやられてしまったようです。
例年この池ではオシドリの子に較べマガモの生存率は低くあっという間に姿を見かけなくなるのですが、そんな中でやってきた9羽の雛には何とか無事大きくなって欲しいと期待が高まります。
初日の夕暮れ時、ねぐらに噴水の上を選ぼうとしていましたが、どうにも雛が母親のお腹の下に収まりきらないようで最終的に諦めて岸で寝ていました。
親とはぐれて猛ダッシュ。オシドリの雛は産まれて2日くらいは親にべったりですが、マガモは最初から割と好き勝手にあちこち行くことが多いようです。
睡蓮には小さな虫がたくさんついているのでそれを目当てに集まります。
道路横断では俺についてこい!とばかりに勝手に1羽が先に飛び出します。
でも歩道の縁石まで来ると一人で渡れないと判断したのかお母さんを待っていました。
今回の母親はなかなかしっかりもののようで、子供たちが歩きやすいルートをちゃんと選択したり、気の強いオシドリの母親が威嚇してきてもしっかり応戦しています。
一時期に較べカラスも少し大人しくなっているので、このまま無事に育ててくれるのではないかと期待します。