ノゴマとカッコウ

今日は最初からノゴマカッコウを撮ることを前提に行動開始。
ノゴマは以前に見かけたことがあったものの撮影にまでは至らず、カッコウの方は声を聞いただけだったので今日こそは両方とも撮影しようと心に決めていたのだ。

まずは先週金曜日と同じく旧琴似川沿いを歩く。

今まで遠巻きでしか写真が撮れずにいたオオヨシキリを近くで撮ることができました。

向こう岸で大きな鳴声がしたと思ったらコウライキジがこちらを見てました。

五戸の森付近まで来るとカッコウの声が聞こえたので探したところあっさり見つかる。
しかし高い木のてっぺんだったのでいざ撮影しようとしても、もろに逆光になって難しい状況だ。
数枚撮ってはみたもののあまりの出来の酷さにここでの撮影は諦めて次は石狩川の河川敷に向かう。

その途中の林の中でシマエナガを見つけたのでちょっと寄り道。
冬の真っ白なイメージと違い随分と薄汚れていた。

河川敷に到着すると早速カッコウの声が聞こえてきたので、歩き出したところ目の前にノゴマがいるのを発見。

期せずしてノゴマミッションをクリアだ。
ノゴマは結局ここではこの1羽しか見つからなかったので大変ラッキーだった。

これで残りのミッションはカッコウだけで鳴声も聞こえてるし後は楽勝だと思いきやなかなか手強い相手であることを知る。
かなり遠くからでも警戒してすぐ逃げ出してしまうのだ。自分のイメージでは郊外に行けば普通に電線とかに留まっていて撮り放題の気でいたのだが思った以上に警戒心が強い。
一度だけチャンスがあったものの、撮ろうとした瞬間に小鳥に追いかけられて飛び去ってしまう。
似たような場面にこの後2度遭遇したが、カッコウを追い掛け回す小鳥(1羽はノビタキだった)は恐らく托卵される種の鳥でないだろうか。
体格で言えば圧倒的にカッコウの方が上なのに逃げ回っているのは、自分の子供の育ての親になるであろう小鳥だけに反撃できないという事情があるのかもしれない。
いずれにせよ面白いシーンを見せてもらった。

結局ここではカッコウの撮影は無理だったが代わりに初見のエゾセンニュウに出会えた。

あちこちで鳴声は聞こえていたものの目立つ場所に出てくる鳥ではないのでお目にかかれなかったのだが、ここでようやく撮影に成功した。

帰りがけに水面近くをカワセミが飛んでいるのを見かけたがこれはすぐに見失ってしまった。
このままじっくり待てば戻ってくるかもしれなかったが、ジッと待つのは性分に合わないのでさっさと諦める。

今日はカッコウは撮れずに終わるのではと諦めムードが漂う中、最後にモエレ沼公園に寄ったところここでやっと撮影することができた。


ここは道が歩きやすいし、カッコウも多少人馴れしているので最初からここで狙った方が良かったようだ。

追記
河川敷でエゾセンニュウにしては鳴き声が違うなあと思っていたけど、尾羽の先が白いのでシマセンニュウみたいです。