もいわ山登山 小林峠ルート編

カメラを手にして以来、これまでの引き篭もり体質から一変して週末になるとフィールドワークするようになってしまったのだが、それに伴い機動力アップのためとリュックやらトレッキングシューズを購入するまでに至り、最近は撮影なんだか登山なんだか分からない状態になってきている。

それで今週ももいわ山を登ってきたのであったが、これも思い立ったのは前日のことで、それは西岡公園がヒグマ出現のため閉鎖中であることからその代わりにという理由にあった。

もいわ山は初めてなのでとりあえずルートやら登山口までの移動方法などを調べてみる。
一番山奥っぽいところの方が雰囲気も出るであろうと小林峠からのルートを選択した。

当日、真駒内駅まで地下鉄で移動し、そこからじょうてつバス「南97北ノ沢線」に乗り終点まで行く。
そこからさらに徒歩で15分ほど歩いたところに登山口があるのだが、この時点ですでに山深い雰囲気がある、というかこの辺りは最近頻繁にヒグマが出没しているらしくあちこちにヒグマ注意の立て看板が設置されていた。

登山口到着が7:45頃

人の気配は全く無く静寂に包まれており中々いい感じだ。山を独占している気分になる。事実、他ルートと合流するまでにすれ違ったのは一人しかいなかった。
このルートは紅葉が美しいとのことだったが、今年の夏は残暑が厳しかったせいか、紅葉もまだ全体的にはそれほど進んではいなかったのが少々残念であったが、それでも見渡すと部分部分では色づき始めてる木々や草があった。


キノコや木の実も豊富に実っていたが、詳しくないのでどれが何なのか分からないものが多い。あとで気が向いた時にでも調べていくことにしよう。

ルイヨウショウマ

ノブドウ

途中ラッキーなことにエゾリス2匹に出会うことができた。円山で見慣れているとはいえ、ここで会えるのは嬉しい。

登山道は緩やかなアップダウンが繰り返され、本当にこれ登っているの?って感じなくらい楽だったが、他ルートと合流し残り1kmの看板が出たところで一変。

岩場が増え、急坂が続きかなりきつくなってきた。

最後は汗だくになりながらも何とか登頂。

この時点で10:30だった。通常だと1時間半程度の道のりのところ3時間弱だからかなり遅い。

頂上からの眺めをしばし満喫する

札幌ドームだ!→偽者でした

本物はこっち

街と反対側。これを見たとおり紅葉の旬はまだ先のよう


帰りは旭山ルートを通って下山


途中雨に降られたりもしながら12:30過ぎに旭山公園に到着。
登り始めてから5時間弱だったが写真撮影しながらだったから、こんなものかな。
雪が降る前にもう一回今度はもいわ山スキー場が見えるルートも挑戦してみたい。



おまけ。
歩いている途中に何度となく木を叩く音が聞こえてたから、どこかにいるのだろうと思っていたら下山の途中でやっと見つけました。アカゲラです。
それほど珍しくはないけど見つけると嬉しくなります。